Youtubeは子どもに悪影響?
ママ友と話していたら「ダメだと思いつつどうしてもYoutubeに頼っちゃって・・」なんてネガティブワードとして出がちなYoutube。
うちの息子(5歳・ASD)もYoutubeが大好き!先日「大きくなったら何になりたい?」と聞くと「Youtuber!」と言っていました。今どきの子です・・。
我が家の場合は、結論として「Youtube、最高!」と思っています。我が家が感じているYoutubeのメリットについて書いていきたいと思います。
Youtube大きなメリット「知識・興味の拡大」
Youtubeは、おすすめでいろいろな動画が紹介されますよね。
息子は電車好きなので、最初のうちは電車が走る動画を見ていました。そのうち自分でリモコンを扱えるようになり、いつの間にか息子が見ていた動画がこちら。
(出典 Youtube)
Youtubeを見せるときの注意点
時間の区切りをどうつけるか
意外に思われるかもしれませんが、息子の場合、動画視聴は時間の区切りをつけやすい遊びです。
我が家で決めたルールは、1日の動画の時間は2時間まで。1回の視聴時間は20分。1回見たら次までに2時間は空ける。
あらかじめ、どうして長時間見てはいけないかを説明しました。(子どもは目の機能が発達している途中だから、休憩が大事なんだよ、という感じ)
最初のうちはなかなか切り替えがうまくいきませんでした。「20分でおしまいね!」「うん」と約束して、20分のタイマーをセット。タイマーが鳴っても「もっと見たい!」。無理やりおしまいにしたら、めちゃくちゃ怒る。もちろん「約束したでしょ!」も通用しない💦
試行錯誤の結果、以下の方法で切り替えができるようになりました。
①13分で1回目のタイマーセット。鳴ったら「1回目鳴ったよ」と声掛け。
②5分で2回目のタイマーセット。鳴ったら「2回目が鳴ったからあと動画一つにしようか。2分ぐらいのね」
③息子が最後の動画を選んで見終わると電源を消すので、「おしまいにできたね!」と褒める
息子の場合、キリの悪いところで何かを中断するのは本当に苦手。なので、「あと●分」「●時になったら・・」というのはすごくストレスのようです。
「あと1つ」とキリがいいところでおしまいにできること、最後の動画を自分で選んで終わりにできることが重要なポイントでした。
見せたくない動画、どうする?
自由に動画を選ばせていると、「あー・・この動画はちょっと見せたくない・・」という動画に辿り着いてしまうこともありますよね。
我が家の場合、あまり気にせず自由に見せちゃいます。そしてブームが過ぎ去るのを待ちます。
なぜかというと、「親に禁止されたこと」って大人になっても何かしら執着してしまうことないですか?
ゲーム禁止で育った子が大人になってからゲーム依存になる、オーガニック派の家庭の子がお友達のおうちでジャンクなお菓子をむさぼり食べるとか・・よく聞く話です。
私は動画に限らず何かを息子に伝えるときは「理由」を明確にしてから話します。「この動画はなぜ見てはいけないか」を考えた時、たとえば「下品だから」とか「嫌な気分になるから」などの理由なら禁止はしないと決めました。なぜなら「下品」も「嫌な気分」も人によって感じ方が違い、絶対的なものではないですよね。結局「親である自分の価値観」であり、それが禁止する理由にはならないと私は判断しました。
ただ、「親である自分の感想」は伝えるときもあります。
「この爆発する動画、ママはちょっと怖く感じるなー」という感じで。「え?僕は面白いと感じるよ」と返ってきたら、「うん、ママと息子君は違う人間だから感じ方が違うよね」で終わらせます。
ここ最近、息子の感覚が少し変化してきて、「この動画は爆発ないから、ママ大丈夫だからね」と私を気遣うことができるようになってきました!人の気持ちを考えることなんてできるようになるだろうか・・と感じていたのに。ゆっくりであっても時が来ればできるようになることもあるのだと、感動した瞬間でした。
Youtubeも「一つの遊び」という位置づけに
我が家の場合、上記の方法で「一つの遊び」という位置づけにすることができました。
息子はYoutubeも大好きですが、本を読んだり、ブロックや車のおもちゃで遊んだり、どこかにお出かけすることも大好き。
どうしても動画を長く見たがるときは、「じゃあさっきの国旗本で見てみようか」とか、「このおもちゃも面白いよ!」と、「他の楽しいこと」に誘導するようにしています。何度もやっているうちに「Youtubeの他にも楽しいことたくさんあるよね!」と自ら言うようになりました。
親も一緒に見て感想を言い合ったりしながら、楽しいツールとして子育てに役立てられるといいですね😊
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